不妊症

はりやお灸で妊娠しやすい身体づくりへ

「赤ちゃんが欲しい」と思っているのに、なかなか子宝に恵まれない方がとても増えています。

 

ストレス社会、晩婚化など様々な理由があると思いますが、不妊症の主な原因は、子宮内膜の問題、卵子の問題(または夫の精子の問題)、ホルモンバランスの問題、血行の問題などがあげられます。

 

はりやお灸は、自律神経に作用するため、ホルモンバランスを整えたり、ストレスを軽減させる作用が期待されます。また、血行を整えるので、子宮内に十分な血液が行きわたり、卵巣や子宮の機能向上も期待できます。

 


東洋医学的な考え方

東洋医学において、不妊症は「気」「血」「水」のバランスを整え、「肝」「脾」「腎」を整えるのが有効とされています。

 

これらのバランスが崩れると、子宮や卵巣などがうまく養われなかったり、月経が乱れたりするため、不妊症になると考えられています。

 

はりとお灸で、これらのバランスを整え、子宮内に血液が行きわたるように働きかけます。

 

 

 

「気」について

「気」は、エネルギーのことを指します。

 

身体の隅々を巡り、生命の原動力になったり(=元気)、身体を温めたり、病邪の侵入を防いだりする働きがあるといわれています。

「血」について

「血」は、全身に栄養を与えています。

 

「気」とともに全身を巡り、身体や内臓に栄養を送り潤す働きがあります。

「水」について

「水」は、体内を巡る体液(水分、血液、リンパ液など)の総称です。

 

成人の体重の約60%が水分といわれていることから、「水」は生命活動を正常に保つ重要なもののひとつです。

「肝」について

「肝」は、現代医学の肝臓に相当しますが、働きは異なります。

東洋医学では、「血」を蓄える臓器です。

 

蓄えられた「血」は、子宮などを栄養するときにつかわれます。

「脾」について

「脾」は、現代医学の脾臓に相当しますが、働きは異なります。

東洋医学では、「気」「血」「水」をつくりだす臓器です。

 

「脾」が病んでいると、月経が乱れやすくなります。

「腎」について

「腎」は、現代医学の腎臓に相当しますが、働きは異なります。

東洋医学では、発育や生殖をつかさどり、身体を温める作用があります。

 

「腎」のエネルギーが不足していると、身体が冷えるだけでなく、子宮や卵巣、受精卵にも問題が生じると考えられています。

 


不妊治療に通うペースと期間

身体のバランスが崩れると、身体の表面に痛みやコリが現れ、これをツボと呼んでいます。

 

このツボを刺激することによって、血行などが改善され、それに伴い崩れた身体のバランスも整ってきます。

 

整った身体のバランスによって、自然治癒力(病気を治そうとする力)も上がっていきます。

 

また、人間の血液(赤血球)は3~4か月で入れ替わると言われています。

つまり、体質が変化するのに3~4か月必要となっています。

 

そのため、治療の効果を1,2回で判断することは難しく、当院では週に1回、3~4か月通うことをおすすめしています。

 

当院の不妊治療は、「妊娠しやすいように身体のバランスを整えていく」ものであり、「3か月続けたら必ず妊娠できます」ということをお約束できるものではありません。

ただ、鍼灸治療によって体質が改善し、妊娠される方がいるのは確かなことです。

 

 

上記の治療のペースと期間は、治療効果を考えておすすめしているものですが、お仕事などで時間がなかなかとれない方は、自宅でお灸などのセルフケアを行うことを提案しています。

 


東洋医学的にみる不妊症のタイプ

不妊症を、東洋医学的に分類すると以下のようになりますが、人間の身体はそんなに単純に分類することはできません。

あくまでも目安としてください。

1.腎陰虚(じんいんきょ)タイプ

このタイプの人は、

  • 月経周期が短い
  • 経血の色が濃く量が少ない
  • 精神疲労
  • 腰や膝のだるさ
  • 手足のほてり
  • めまい・耳鳴り

などの症状がみられることが多いです。

2.腎陽虚(じんようきょ)タイプ

このタイプの人は、

  • 月経周期が長い
  • 経血の色が薄く量が少ない
  • 顔色が悪い(黒っぽい)
  • 精神疲労
  • 腰や膝のだるさ
  • 尿は透明
  • 手足の冷え・寒がり

などの症状がみられることが多いです。

3.肝鬱(かんうつ)タイプ

このタイプの人は、

  • 落ち込みやすい
  • 怒りっぽい

など、ストレスの影響を受けやすい方が多いです。

4.血虚(けっきょ)タイプ

このタイプの人は、

  • 月経周期が長い
  • 経血の色が薄く量が少ない
  • 顔色が悪い(青白い)
  • めまい
  • 貧血
  • 精神疲労

などの症状がみられることが多いです。

5.瘀血(おけつ)タイプ

このタイプの人は、

  • 月経周期が長い
  • 経血の色は黒紫色で血塊が混じり、量は少ない
  • ニキビやくすみなどの肌トラブル
  • 肩こり
  • 頭痛

などの症状がみられることが多いです。

6.痰湿(たんしつ)タイプ

このタイプの人は、

  • 月経周期が長い
  • 経血量は少ない
  • おりものが多い
  • 倦怠感
  • むくみ(特に下半身)
  • 太り気味

などの特徴がみられることが多いです。


おまけ

副院長は43歳で長男を出産しました。

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10月9日は臨時休院します。

10月21日はお灸教室を開催します。

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