せんねん灸セルフケアサポーター・日本不妊カウンセリング学会会員
アレルギー性鼻炎とは、アレルギーの原因物質(アレルゲン)が原因で起こる鼻粘膜の炎症の事です。
花粉がアレルゲンとなる鼻炎の事を、花粉症と呼びます。
毎年、特定の花粉が飛ぶ季節は決まっているため、花粉症の事を、「季節性アレルギー性鼻炎」と呼びます。
これに対して、季節に関係なく一年中症状のある鼻炎の事を「通年性アレルギー性鼻炎」と呼び、アレルゲンは、ダニやハウスダストなどと言われています。
アレルギー性鼻炎の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりです。
花粉症では、この症状に加えて、目や喉の痒みを生じます。
日常生活で気をつけることは、アレルゲンとの接触を避けることが基本になります。
ダニやハウスダストに対しては、こまめな掃除が大切です。
花粉症に対しては、洗濯物を室内干しにするなどの配慮が必要になります。
また、アレルギーは、自身が持つ免疫が過剰に反応することであるため、免疫力や自律神経を整えることが必要になります。
具体的には、睡眠の質を高め、バランスのよい食事を摂り、適度な運動をすることです。すなわち、生活習慣の見直しになります。
現代医学では、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を使用します。これで症状は治まります。
しかしながら、アレルギーが治ったわけではありませんので、薬が切れたらまた症状が再発することが多いです。
鍼灸では、症状を抑えるツボを刺激しつつ、睡眠の質を高めるツボや、食事で食べたものの消化吸収を高めるツボなどを使用し、免疫の過剰反応や自律神経を整えていきます。
2月のお灸教室は、第3日曜日の2月16日(日)に行います。完全予約制のため、2月11日(火)までにご予約ください。