せんねん灸セルフケアサポーター・日本不妊カウンセリング学会会員
「はりやお灸って効くの?」と聞かれるのと同じくらい
「ツボって何?」と聞かれます。
こころや身体のバランスが崩れると、お肌に血行不良のポイントがあらわれます。これによって、身体の表面に“痛み”や“コリ”があらわれます。
経験などから、こころや身体のトラブルは、身体の表面にあらわれる“痛み”や“コリ”などと関係していることがわかり、その場所を「ツボ」と呼ぶようになりました。
すなわち東洋医学で、「肌は内臓の鏡」と呼ばれる所以です。
このような、痛いところやコリに手を当てて治療したことから、「手あて」という言葉が生まれたと言われています。
この言葉をはりやお灸に置きかえると、鍼灸は究極の「手あて」と呼べるでしょう。
*ちなみに、足ツボと鍼灸のツボは違います。
『経絡(けいらく)』とは、生命活動を維持するためのエネルギーである「気」や「血」の通り道の事です。
ツボは「気」や「血」の出入り口とされており、「気」や「血」の状態があらわれます。
つまり、ツボに“痛み”や“コリ”があらわれたときには、何らかの原因で「気」や「血」の状態が乱れ、身体の内臓や器官に不調があると推測できます。
言い換えれば、ある内臓の調子が悪くなると、特定のツボが反応するので、どのツボに“痛み”や“コリ”があるのかを確認すれば、どの内臓・器官が弱っているのかが推測できます。
例えば、胃に属するツボである「足三里」に痛みなどがあらわれれると、胃の働きが悪いのではないか、と推測できます。
これ以外にも、胃の働きに関係するツボは複数個あります。
経絡は、以下の内臓・器官(五臓六腑)に対応しています。
経絡の五臓六腑の働きと、そこに属するツボの働きを、各項目ごとに紹介していきます。
準備中のところもあります<m(__)m>
2月のお灸教室は、第3日曜日の2月16日(日)に行います。完全予約制のため、2月11日(火)までにご予約ください。