せんねん灸セルフケアサポーター・日本不妊カウンセリング学会会員
筋収縮性頭痛(または緊張型頭痛)は、頭痛の中でもっとも頻度が高い疾患です。
首・肩・背中が凝るような、パソコン作業・スマホ操作など、長時間同じ姿勢を続けると、乳酸などの疲労物質が筋肉に溜まり、これが神経を刺激して、頭痛を引き起こすと考えられています。
これを「反復性緊張型頭痛」と呼び、頭痛の頻度は少ないとされています。
これに、精神的ストレスが加わると、頭痛の頻度がほぼ毎日となり、これを「慢性緊張型頭痛」と呼んでいます。
片頭痛のような拍動性(ズキズキ、ドキドキする痛み)や吐き気はない、鈍い痛みが特徴です。
薬物療法と非薬物療法があります。
薬物療法としては、鎮痛薬や筋肉を和らげる薬、必要に応じて抗不安薬を用います。
鎮痛薬の使用により頭痛は軽減しますが、使いすぎると薬物乱用頭痛がおこる可能性がありますので、注意が必要です。
非薬物療法は、首・肩・背中の凝りをとることになります。
予防として、お風呂につかり血行を良くし、十分な睡眠をとり適度な運動をすることで、心身のストレスを軽減することが良いでしょう。
筋収縮性頭痛は、首・肩・背中の凝りが関係している場合が多いため、これらの筋肉を弛めていきます。
ツボは、この周り以外の手足に多くあるため、手足にあるツボにもはりやお灸を施します。
はりとお灸を用いて、心身のストレスを上手に解消していきます。
10月のお灸教室は、いつもと違い第二日曜日の10月13日(日)に行います。完全予約制のため、10月8日(火)までにご予約ください。