せんねん灸セルフケアサポーター・日本不妊カウンセリング学会会員
片頭痛は、頭の片側または両側が、ズキンズキンと心臓の動きに合わせるようなリズムで痛む病気です。
月に1~2回、多い人だと週に1~2回の頻度で発作的に起こり、身体を動かすことで痛みが増すため、日常生活に支障をきたします。
原因ははっきりと解明されていませんが、有力なのが顔の感覚を脳に伝える三叉神経が炎症を起こし、脳の血管が急激に拡張することにより、ズキンズキンとした頭痛が起こると考えられています。
女性の場合、生理前から生理中にかけて頭痛が起こりがちなため、女性ホルモンとの関係性も疑われています。
そのほか、セロトニン説などがあり、現在研究されています。
片頭痛では、数時間から1~2日前に、なんとなく頭痛が来そうな気がするという「予兆」が、約20%の人に見られます。具体的には
など様々なものがあり、そのあとに頭痛がおきます。
これとは別に、「前兆」と呼ばれるものがあります。最も多い前兆は「閃輝暗点(せんきあんてん)」と呼ばれるもので
などがあります。数分持続したのち、頭痛がおきたら、前兆は消失します。
片頭痛は、過労やストレスによっておこりやすくなるため、普段からストレスをため込まないように心がけることが重要です。
また、片頭痛は空腹時に起こることが多いため、食事時間を守り、きちんと食事をとることを心がけましょう。
食事には、片頭痛に良いとされているビタミンB2やマグネシウム(肉、魚、大豆、卵など)を含む食材を、バランスよく摂るのもおすすめです。
なお、ポリフェノールを多く含む食材(チョコレートや赤ワイン)は、血管を拡張・収縮させるため、片頭痛を誘発するので控えめに。
頭部の血液の流れを調整し、頭の血管の拡張を抑えるツボを刺激していきます。
また、過労やストレスも原因になることがあるので、それらを取り除きながら、全身のバランスを整えます。
はりとお灸を用いて、血液の流れを整え、心身のストレスを解消していきます。
12月のお灸教室は、第3日曜日の12月15日(日)に行います。完全予約制のため、12月10日(火)までにご予約ください。