せんねん灸セルフケアサポーター・日本不妊カウンセリング学会会員
手の太陰肺経「俠白」
俠白(きょうはく)
![俠白](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=520x1024:format=jpg/path/s1264a9a6e224d18d/image/iae8153453aed44c3/version/1665563244/%E4%BF%A0%E7%99%BD.jpg)
「俠」は「夾」と同じ意味を持っています。
このツボは、上腕の内側にあり、肺の両側にあります。
また肺は、東洋医学の五色では、白に属します。
すなわち、肺を夾んでいることから「俠白」と名付けられました。
ツボの位置は、ひじ関節の横紋より5寸上、または腋窩横紋の前端から下がること4寸のところで、上腕二頭筋の外側のふちにあります。
(1寸=親指の第一関節の横幅)
(2寸=人さし指、中指、薬指の3本をそろえた指幅)
(3寸=人さし指、中指、薬指、小指の4本をそろえた指幅)
東洋医学で、肺は皮毛を主っているため(東洋医学の「肺」の働き参照)、汗斑(しみの一種)に使用する場合があります。
ツボの作用として
- 本経の循行部(肩や上腕)の痛みや赤白汗斑(あせも)に使用することがあります。
- 臓腑の病症として、せき、喘息、息切れ(呼吸器系)や、胃痛やからえずき(消化器系)などに使用することがあります。
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