肺の気を補充し、元気をサポート
太淵とは?
【太淵(たいえん)】は、東洋医学では、肺経のその臓腑の根本的なエネルギーである「原気(元気)」集中する、非常に重要なツボと言われており、このツボの特徴を「原穴(げんけつ)」といいます。
「呼吸が浅く」なり、「少し動いただけで息切れがする」、「肩や腕が重くこわばってしまう」、それは肺の気(元気)が不足しているサインかもしれません。
- 太淵の「太」は、大きいを意味します
- 太淵の「淵」は、深くたたえた水を意味します
すなわち、生命力を巡らす深い源を意味しており、太淵と命名されました。
呼吸器だけでなく、全身の巡り、疲労感、自律神経の乱れにも影響を与えるため、使用頻度の高いツボのひとつです。
太淵の探し方
太淵は、手首のシワの真上、脈拍を感じる場所にあります。
- 手のひらを上に向け、手首にできる一番太い横ジワを見つけます。
- そのシワの上で、親指の付け根の延長線と交わるくぼみが太淵です。
- 東洋医学では、「脈診」を行う場所の一つでもあり、強く押さなくても脈拍が感じられるのが特徴です。
*動脈の拍動を感じるところが目安になるため、見つけやすいツボです。
太淵はこんなお悩みに
太淵は、「肺の原穴」であり、肺の気が集まる場所です。
- 呼吸器全般の不調(慢性):慢性的な咳や喘息、呼吸が浅い状態の改善、肺機能をサポートします。
- 手首の痛み、腱鞘炎:手首の関節痛や炎症を鎮める事があります。
- 疲労回復、声のかすれ:肺の気を高めることで、全身の倦怠感や声に力がない状態を改善します。
- 動脈硬化の予防:血流と深く関わるため、血管の健康維持をサポートします。
呼吸、全身の巡り、メンタルの三つにアプローチできるのが特徴です。
太淵のセルフケア方法
脈を感じるツボなので、ゆったりとした呼吸に合わせて行うと効果的です。
おすすめのケア方法は次のとおりです。
- 火を使うお灸
- 火を使わないお灸
- パイオネックス(置き鍼)
- ツボ押し
(注意点)
- 火を使うお灸:入浴前後30分、食後30分は避ける
- 火を使わないお灸:3時間以上は使用しない(寝る前は使用不可)
- パイオネックス(置き鍼):24時間以上貼らない。痒みなど違和感があったら外す
- ツボ押し:心地良いレベルで(強押しや長押しを避けましょう)
セルフケアで変化が感じられない時は
太淵は、呼吸の乱れ、胸のこわばり、全身の巡りの低下、疲労感など、幅広い症状に対応できますが、複数の問題が同時に起こっている場合は、セルフケアのみでは変化が出にくい事があります。
つらい症状が続く場合は、必要に応じて鍼灸施術をご活用ください。




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