フェイスラインが気になる方へ
大迎とは?
【大迎(だいげい)】は、足の陽明胃経に属し、「顔の下半分がこわばる」「無意識のうちにかみしめている」「フェイスラインが張る感じがある」など、あご・口元まわりの緊張をゆるめる目的で用いられるツボです。そのほか、胃腸の働きと連動しており、お肌の健やかさを維持する役割も担っています。
- 大迎の「大」は、盛んであることを意味します
- 大迎の「迎」は、迎えることを意味します
このツボの位置に、顔面動脈が通っており、豊かなエネルギー(気血)を迎え入れる巡りの要所であることから、大迎と命名されました。
大迎の探し方
大迎は、下あごの骨の角(えらの前方)にあります。
- 下あごの骨の角を確認します。
- そこから、あごの骨の縁をなぞるように指を前(口角の方)へ約1.3寸(指幅1.5本分)進めます。
- 歯を食いしばった時に盛り上がる筋肉(咬筋)の前側にある、小さな窪みが大迎です。
指先を当てると、わずかに脈打つのを感じる場所です。
大迎はこんなお悩みに
大迎は、次のようなお悩みで使われることが多いツボです。
- フェイスラインの張り、重だるさ:顔の下半分の滞りをスッキリさせ、健やかなラインをサポートします。
- あごや口元のこわばり:食いしばりや緊張で、硬くなった筋肉をリフレッシュし、柔らかな表情へ導きます。
- 歯や歯ぐきの健康維持:口まわりの環境を穏やかに整え、毎日の快適な食事を支えます。
そのほか、顔の左右バランスが気になるや、表情が硬く見えると感じる時にも使用されます。
大迎のセルフケア方法
大迎は、太い血管が通っている非常にデリケートな場所ですので、刺激は常に「ソフト」に行いましょう。
おすすめのケア方法は次のとおりです。
- パイオネックス(置き鍼)
- ツボ押し
(注意点)
- 火を使うお灸:使用しないでください
- 火を使わないお灸:使用しないでください
- パイオネックス(置き鍼):脈打つ場所を避けて、短時間で取り外しましょう
- ツボ押し:血管を圧迫しすぎない程度の力で
セルフケアで変化が感じられない時は
あご・フェイスラインの緊張は、首肩のこり、姿勢、ストレス、自律神経の影響と関係することもあります。
「セルフケアを続けても変化が乏しい」「顎以外にも不調を感じる」「違和感が長期間続いている」・・・
そのような場合は、局所だけでなく全身の状態を確認しながら調整することが大切です。全身のバランスを整えることで、あご周りの滞りも自然とスムーズに流れ出します。
無理な刺激を続けず、専門の鍼灸師へご相談ください。




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