· 

大腸に属するツボ「手五里」

腕・肩・肘の重さが抜けない方へ

手五里とは?


【手五里(てごり)】は、手の陽明大腸経に属するツボで、上腕部(二の腕)の血管と神経の流れを整えるツボで、「腕の痺れ」「肩・肘にまたがる広範囲の痛み」の改善が期待できます。

  • 手五里は、手三里から5寸(5里)離れているという距離(位置)が由来です。

身体の「巡り」と「排出」と深く関係しており、手五里はその流れをスムーズにする中継点のような役割を担います。

 

手五里の探し方


手五里

手五里は、上腕(二の腕)の、肘と肩のちょうど中間点にあります。

  1. 肘を軽く曲げ、肘じわを確認します
  2. 曲池から、肩髃を結ぶ線上で、曲池から指4本分(約3寸)ほど肩側へ進みます
  3. 腕の前外側で、押すと、少し響く・重い、感じのする場所が手五里です

上腕の前外側の筋肉の真ん中に位置します。

手五里はこんなお悩みに


手五里は、上腕部の血行と、大腸経の気の流れの改善に使用されます。

  • 腕の痺れ、麻痺の補助:腕の神経の緊張を緩め、痺れや痛みを和らげます。
  • 肘から肩にかけての広範囲の痛み:上腕部の筋肉の張りを解消し、腕の重だるさを改善します。
  • 胸部の苦しさ:肺経のツボと近い位置にあるため、呼吸器系の不調の補助にも使用されます。

痛みよりも、だるさ・重さ・抜けにくさがある時に向いているツボです。

 

手五里のセルフケア方法


寝ていて腕が痺れた時や腕を使いすぎた時が、おすすめのタイミングです。

 

おすすめのケア方法は次のとおりです。

  • 火を使うお灸
  • 火を使わないお灸
  • ツボ押し

 

(注意点)

  • 火を使うお灸:入浴前後30分、食後30分は避ける
  • 火を使わないお灸:3時間以上は使用しない(寝る前は使用不可)
  • パイオネックス(置き鍼)鍼はおすすめしません
  • ツボ押し:上腕の筋肉を掴むように(痛みを我慢するほど押さないようにしましょう)

セルフケアで変化が感じられない時は


セルフケアは体調を整える第一歩ですが、「症状が長く続いている」「腕だけでなく首・肩・全身にも不調がある」「何をしても変わらない」

このような場合は、体全体のバランスが崩れている可能性があります。

 

鍼灸施術では、自律神経や体質を含めて、総合的に整えていきます。

そのため、無理をせず、専門家に相談するのも大切な選択肢の一つです。


横須賀市の鍼灸院 山本鍼灸院

046-897-0919

[email protected]