肩と首、肩甲骨がつらい方へ
巨骨とは?
【巨骨(ここつ)】は、手の陽明大腸経に属し、鎖骨と肩甲骨の大きな骨の間にあるツボで、「肩甲骨周りの筋肉の緊張を緩め」「肩の挙上困難」など、動きの制限を改善するのに役立ちます。
名前の「巨骨」は大きな骨(鎖骨・肩甲骨まわり)に関係する場所、という意味を持ちます。
巨骨の探し方
巨骨は、肩の最も高い位置にある、大きなくぼみの中にあります。
- 肩の鎖骨(前側)と肩甲骨(後ろ側)を探します。
- その交差点にできる大きな窪みが巨骨です。
- 肩を動かさずに指で押すと、骨の際で強く響くポイントです。
※腕を軽く下ろした自然な姿勢で探すと分かりやすいです。
巨骨はこんなお悩みに
巨骨は、肩関節の骨格に関わるツボとして、深い部分の症状に効果を発揮します。
- 肩甲骨周りの痛み、重だるさ:肩の深部にある筋肉の緊張を緩め、痛みを緩和します。
- 肩の挙上困難:腕を上げる時の制限や痛みを和らげ、可動域の改善を促します。
- 首のこり、寝違えの補助:首と肩をつなぐ筋肉の緊張を緩めます。
肩だけでなく首にもつながる不調に向いています。
巨骨のセルフケア方法
長時間のデスクワーク後、肩がガチガチに凝っているときに行うのがおすすめです。
おすすめのケア方法は次のとおりです。
- 火を使うお灸
- 火を使わないお灸
- パイオネックス(置き鍼)
- ツボ押し
(注意点)
- 火を使うお灸:入浴前後30分、食後30分は避ける
- 火を使わないお灸:3時間以上は使用しない(寝る前は使用不可)
- パイオネックス(置き鍼):24時間以上貼らない。痒みなど違和感があったら外す
- ツボ押し:深呼吸をしながら心地良い強さで(骨の際なので、骨を傷つけないように)
セルフケアで変化が感じられない時は
巨骨は、肩の痛みなどに役立つツボですが、激しい炎症があるときは、セルフケアを一時中断して、安静にしてください。
炎症が落ち着いてきたら、セルフケアを再開して様子を見てください。
しかし、痛みが治らない時は、腱板損傷など専門的な治療が必要なケースがあります。
早めに鍼灸院や整形外科を受診することをおすすめします。
ツボの話 (肺経-大腸経-胃経-脾経-心経-小腸経-膀胱経-腎経-心包経-三焦経-胆経-肝経-督脈-任脈)
「東洋医学の大腸の働き」 商陽-二間-三間-合谷-陽渓-遍歴-温溜-下廉-上廉-手三里-曲池-肘髎-手五里-臂臑-肩髃-巨骨-天鼎-扶突-禾髎-迎香




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