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胃に属するツボ「水道」

下腹部や足のむくみが気になる時に

水道とは?


【水道(すいどう)】は、足の陽明胃経に属する腹部のツボで、体内の「水分代謝」を調整する代表的なポイントです。

  • 水道の「水」は、体液や尿などの水分を意味します
  • 水道の「道」は、通路を意味します

水分の巡りをスムーズにするゲートの役割を果たすと考えられています。

 

東洋医学では、体内の水分は「津液(しんえき)」として巡り、これが滞ると、むくみ、下腹部の張り、冷え、下痢や軟便などの症状が現れると考えられています。

 

特に、下腹部の水分代謝を促す力が強いため、むくみの解消やデトックスを目的としたケアによく用いられます。

水道の探し方


水道は、おへそから指4本分下で、中心から指3本分外側にあります。

  1. おへその真横にある天枢(おへそから左右に指幅3本分外側)を確認します。
  2. その天枢から指幅4本分(約3寸)真下へ下がった場所が水道です。
  3. 先ほどの大巨からは親指1本分ほど下に位置します。

*下腹部のやや低い位置にあり、押すと少しズーンとした独特の響きを感じやすい場所です。

水道はこんなお悩みに


水道は「水分代謝調整穴」として使われます。

  • むくみ(顔・脚・腹部):余分な水分の排出を促し、パンパンに張った身体をスッキリ整えます。
  • 下腹部の張り・ぽっこりお腹:腸の潤いバランスを整えることで、スムーズな排出をサポートします。
  • 生理前のむくみ、腹部膨満感:下腹部を温め、巡りをよくすることで、毎月のどんより感を穏やかにします。

そのほか、下痢・軟便、排尿トラブル(頻尿・残尿感)、妊娠中や産後の水分停滞感などに使用されることがあり、婦人科・ダイエット・泌尿器の臨床で非常に重要なツボです。

水道のセルフケア方法


腹部のため、刺激はやさしく行いましょう。

 

おすすめのケア方法は次のとおりです。

  • 火を使うお灸
  • 火を使わないお灸
  • パイオネックス(置き鍼)
  • ツボ押し

 

(注意点)

  • 火を使うお灸:入浴前後30分、食後30分は避けて、熱さを我慢しないでください
  • 火を使わないお灸:3時間以上は使用しないでください(寝る前は使用不可)
  • パイオネックス(置き鍼):毎日貼り替えてください。痒みなど違和感があったら外す
  • ツボ押し:身体の奥へ押し込むのではなく、“沈める”ように優しく圧を加えます。(強い刺激は不快感を与えるため注意が必要です)。

*下腹部に強い痛みがある場合は、無理にセルフケアをせず安静にしてください。

セルフケアで変化が感じられない時は


水道に反応が出る場合、自律神経の乱れや腎機能の機能低下、ホルモンバランスの影響、足腰の冷えが深刻になっている可能性があります。

 

 

改善が乏しい場合は、鍼灸院に相談してみましょう。他の水のツボと組み合わせてみることで、水道の滞りが解消され、身体の中からスッキリするはずです。

ただし、症状が長引く場合は、内科・婦人科・腎臓内科での検査もご検討ください。


横須賀市の鍼灸院 山本鍼灸院

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