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胃に属するツボ「条口」

足の痛みと胃腸を整えるツボ

条口とは?


【条口(じょうこう)】は、胃経に属するツボで、下腿の痛みや胃腸機能の調整に用いられる経穴で、臨床的には「肩」への特効穴として非常に有名です。

  • 条口の「条」は、細いものや筋(すじ)を意味します
  • 条口の「口」は、隙間を意味します

スネの大きな筋肉(前脛骨筋)にある、細長い筋状の隙間に位置することからこの名がつきました。

東洋医学では、足三里上巨虚下巨虚と並ぶ「下腿の重要な治療ポイント」の一つとされ、さらには足にあるツボでありながら、五十肩のリハビリにも活用されるなど、応用範囲の広いツボです。

条口の探し方

条口は、膝のお皿の下から足首の長さの、ちょうど真ん中にあります。

  1. 膝のお皿の下の外側にある「犢鼻」から指幅4本分(約3寸)下の「足三里」を探します。
  2. 足三里からさらに指幅7本分(約5寸)下に下がります。
  3. スネの骨(脛骨)の外側にある一番盛り上がった筋肉(前脛骨筋)の中に、指がスッと入る細長い隙間が条口です。

*先ほどの上巨虚から指幅3本分(約2寸)ほど下がった位置を目安にすると見つけやすくなります。

条口はこんなお悩みに


条口は、特に下肢と胃腸、さらに肩をケアできるツボとして用いられます。

  • スネや膝の痛み、足のだるさ:スネの筋肉が硬くなり、足が疲れやすい時の巡りケアに。
  • むくみ・冷えによる足の不快感:下半身の血行を促進し、足先に温かさと感覚を取り戻すサポートをします。
  • 五十肩、肩の痛み:腕が上がりにくい時や、肩の奥が疼くような不快感の緩和を助けます。

そのほか、こむら返り・筋肉疲労、胃もたれ・消化不良、食欲不振・胃腸虚弱などにも使用されることがあり、立ち仕事やスポーツ後のケアにも適しています。

条口のセルフケア方法


足と肩を連動させるイメージで行うと、より効果を実感しやすy区なります。

 

おすすめのケア方法は次のとおりです。

  • 火を使うお灸(古典では“禁灸穴”)
  • 火を使わないお灸(古典では“禁灸穴”)
  • パイオネックス(置き鍼)
  • ツボ押し

 

(注意点)

  • 火を使うお灸:足の冷えや慢性的な胃腸虚弱の方に向いています
  • 火を使わないお灸:デスクワークで肩も足もガチガチ問い方におすすめです(3時間以上は貼らないこと)
  • パイオネックス(置き鍼):条口に貼ったまま肩を動かすセルフリハビリを行うと、痛みの軽減に役立ちます
  • ツボ押し:やさしい関節の動きと組み合わせると、巡りをイメージしやすくなります

*スネの骨ではなく、外側の筋肉の隙間を捉えるようにしてください

セルフケアで変化が感じられない時は


足の重さや肩の痛み、胃腸症状がなかなか解消されない場合、姿勢や歩き方、運動量、食生活、自律神経の乱れなどが深く影響している可能性があります。

自分でケアしても症状が続く場合は、専門家への相談をおすすめします。

鍼灸の施術では、症状や体質に合わせ、背中や足などの柔軟性を高めるケアをすることで、条口の持つ「通り道をよくする力」が最大限に引き出されます。


横須賀市の鍼灸院 山本鍼灸院

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