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胃に属するツボ「伏兎」

太ももの張りを跳ね飛ばしたいあなたへ

伏兎とは?


【伏兎(ふくと)】は、太ももの前側にある胃経のツボで、脚の筋肉の緊張や疲労に関係するポイントです。

  • 伏兎の「伏」は、伏せる、うずくまるを意味します
  • 伏兎の「兎」は、ウサギを意味します

太ももの筋肉(大腿四頭筋)が盛り上がった様子が、まるで“うずくまっているウサギ”のように見えることから、伏兎と命名されました。

 

東洋医学では、下肢の気血の巡りを整え、脚のだるさ・張り・動かしにくさなどに用いられてきました。

「太ももがパンパンに張る」「長時間歩くと脚が重い」そんな時に意識したいツボです。

 

伏兎の探し方


伏兎は、太ももの前面、膝のお皿の外側から指8本分上にあります。

  1. 椅子に座り、膝を90度に曲げます。
  2. 膝のお皿(膝蓋骨)の外側の上角を確認します。
  3. そこから太ももの中心(やや外寄り)のラインに沿って、指幅8本分(約6寸)上がった場所が伏兎です。
  4. 手のひらを自分の太ももに乗せたとき、手首あたりがちょうどツボの位置にくるのが目安です。

*筋肉が一番盛り上がっている場所を探すと見つけやすくなります。

伏兎はこんなお悩みに


伏兎は、次のようなお悩みに使われることがあります。

  • 太ももの張り・疲労感:太ももの大きな筋肉の緊張を和らげ、重だるさをスッキリさせます。
  • 膝の違和感・痛み:太ももの筋肉が柔軟になることで、膝関節への負担を軽減するサポートをします。
  • 下半身の血行不良による冷え:下半身の血流を促し、足先まで温かさを届ける助けとなります。

そのほか、脚のだるさ・重さ、歩行や運動後の脚の違和感、長時間立ち仕事や座り仕事による脚の疲れなどに使用されることがあります。

※症状が続く場合は、医療機関や専門家への相談をおすすめします。

伏兎のセルフケア方法


大きな筋肉の上にあるため、少し広めの範囲を捉えるように行うのがコツです。

 

おすすめのケア方法は次のとおりです。

  • 火を使うお灸
  • 火を使わないお灸
  • パイオネックス(置き鍼)
  • ツボ押し

 

(注意点)

  • 火を使うお灸:入浴前後30分、食後30分は避けて、熱さを我慢しないでください
  • 火を使わないお灸:家事やデスクワークをしながらの「ながらケア」にも向いています(30分〜1時間ほど使用します)
  • パイオネックス(置き鍼):毎日貼り替えてください。痒みなど違和感があったら外す
  • ツボ押し:垂直に、奥の筋肉をほぐすようなイメージで

*筋肉を強く叩きすぎたり、炎症がある時は刺激を控えましょう。

セルフケアで変化が感じられない時は


セルフケアで変化が感じられない場合、腰の神経の圧迫や、お尻の筋肉の異常な硬さが影響している可能性があります。筋肉疲労の蓄積、股関節や膝関節の動きの問題、腰や骨盤からの影響など、局所だけでは改善しにくい原因が関与していることがあります。

 

鍼灸治療では、伏兎だけでなく全身の状態を見ながら施術を行います。脚の不調が続く場合は、専門家へご相談ください。

鍼灸の施術で、腰から足先までのトータルケアで整えることで、伏兎の緊張が根本から解け、足取りが驚くほど軽くなるでしょう。


横須賀市の鍼灸院 山本鍼灸院

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