お腹の調子と足のだるさを整えたい時に
上巨虚とは?
【上巨虚(じょうこきょ)】は、胃経に属するツボで、特に腸の働きを整える重要な経穴として知られています。
- 上巨虚の「巨」は、大きいを意味します
- 上巨虚の「虚」は、隙間やくぼみを意味します
スネの筋肉にある大きな隙間に位置し、そこに豊かなエネルギーが流れているという由来があります。
東洋医学では「大腸の下合穴」とされ、腸の不調に対してよく用いられる代表的なツボです。
便秘や下痢、腹部の張りなど、腸のトラブルに幅広く活用されます。
上巨虚の探し方
上巨虚はこんなお悩みに
上巨虚は腸の働きを調整するツボとして、次のようなお悩みに用いられます。
- 慢性的な便秘、お腹の張り:腸の動き(蠕動運動)を正常化し、溜まったものを出しやすくします。
- 下痢、お腹のゴロゴロ:腸の過剰な動きを落ち着かせ、水分バランスを整えます。
- 急性・慢性の胃腸炎:消化器全体の熱や滞りを取り除き、不快な症状を和らげる助けとなります。
そのほか、過敏性腸症候群、食欲不振・消化不良、冷えによる腹痛、下肢のだるさ・疲労感などに使用されることがあります。
腸の不調と足の疲れを同時にケアできるツボです。
上巨虚のセルフケア方法
足三里と同じくセルフケアに使いやすいツボです。
おすすめのケア方法は次のとおりです。
- 火を使うお灸
- 火を使わないお灸
- パイオネックス(置き鍼)
- ツボ押し
(注意点)
- 火を使うお灸:冷えによる下痢や腹痛にはお灸が一番です
- 火を使わないお灸:家事や仕事中に貼っておくだけで、持続的に大腸や足の働きをサポートしてくれます(3時間以上は貼らないこと)
- パイオネックス(置き鍼):刺激が少し強めのタイプでも心地よく使えます
- ツボ押し:息を吐きながら、腸に響かせるイメージで
*「痛いけれど我慢して押す」は逆効果になりやすいです
セルフケアで変化が感じられない時は
お腹の不調は、食生活、ストレス、自律神経の乱れ、冷えなどの影響を強く受けます。
セルフケアをしてもスッキリしないと感じる時は、鍼灸師など専門家に相談してみましょう。
鍼灸の施術では、体質や症状に合わせた施術を行います。全身の施術により、上巨虚の持つ力が最大限に発揮されるでしょう。




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